解説記事  |  2018/12/17 更新

【最新版】東京都のベビーシッター利用料補助(ベビーシッター補助金)を受けるための手続きとは?

東京都の小池知事は2018年度から、待機児童対策としてベビーシッター利用料を補助するための予算を新たに盛り込む方針を決めました。ここではまず、ベビーシッターとはどのようなものなのかというところから、補助金の対象者と内容についてご説明します。

【最新版】東京都のベビーシッター利用料補助(ベビーシッター補助金)を受けるための手続きとは?

東京都 ベビーシッターの利用料補助ってどんな制度?

東京都は、1年間の育休を取得した保護者の復職支援のため、ベビーシッターの利用料支援を決めて49憶円を来年度の予算案に盛り込みました。

制度導入の背景

都内の待機児童は2017年4月時点で8586人。

そのうち8割が0~1歳児のため、この年代への支援を手厚くし、主に0歳児の保育園利用をベビーシッターに切り替えていくという意図があるのではないかと推測されます。

導入効果の試算

東京都は、延べ1500人の利用を想定しており、ベビーシッターとその関連事業も併せて2000人の待機児童を減らす効果を見込んでいます。

しかしながら東京都の待機児童数は前述のように約8600人もおり、想定利用人数の約6倍になります。

どの地域が対象になるの?

また、東京都としては4月から区市町への告知をはじめますが、区市町によってはベビーシッター利用料金補助の制度を導入しない場合もあります。

制度がいつ始まるかなど、具体的な運用については、お住まいの地域の情報をご確認ください。

それでは、以下にて制度の詳細を見ていきましょう。


どんな人が補助金の対象になって、いくらもらえるの?

報道などによるとベビーシッター利用料補助の対象になるのは以下に該当する場合です。

ただし、これらはあくまでも現時点で判明している内容になりますので、今後具体的な手続き詳細などが開始されてから変わる可能性があります。

補助金の対象

  • 保育園が決まるまでのベビーシッター利用分
  • (例)待機児童を持つ保護者が保育園が決まるまでにベビーシッターを利用した場合
  • 育休取得後の利用分(認可保育園の申請が必要)
  • (例)育休を1年間取得し、保育園が決まらないまま復職した保護者がベビーシッターを利用した場合や、復職する保護者が次の4月から認可保育園などへの入所を申請する場合

対象年齢

0歳~2歳まで(保育所等への入所が決定した場合、入所月以降は対象外)

補助内容

  • 利用時間の上限は児童1人あたり1日8時間かつ月160時間
  • 1時間あたり250円が利用者の負担になり、それ以上の利用料は助成される
  • 保護者の所得制限はなし

ただし、利用料に入会金やベビーシッターの交通費、保険料やおむつ代等の実費は含まれません。また、1日8時間を超える利用となった場合には、利用料は自己負担となります。

いつから補助金がもらえる制度が開始されるの? 申請方法や手続きに必要な書類は?

制度開始のスケジュール

編集部で福祉保険局少子化社会対策部保育支援課に問い合わせてみたところ、2018年4月から、区市町への告知が始まるスケジュールになりますので、4月からすぐに制度自体をスタートできるものではないそうです。

導入する地域とそうでない地域がある?

また、現時点では区市町によって、ベビーシッター利用料金補助の制度を導入しない場合もあります。

今後お住まいの地域にて導入されるかどうかは別途確認する必要があるとのことです。

制度を利用するための手続きは?

2018年1月末現在では、まだ手続き要綱等はないとのことでしたので、こちらは導入する区市町によって必要書類や手続きが異なってくることが想定されます。

また、事業の運用開始は2018年12月以降になると見込まれています。

※今後手続き要綱などが発表されたり、具体的な手続き方法が分かり次第このページを更新いたします。


そもそもベビーシッターとは?

さて、制度に関連して、そもそもベビーシッターとはどんなものか、こちらで改めてご説明します。

ベビーシッターは保育士とは違い国家資格がありませんので、各ベビーシッター会社の採用条件をクリアしてさえすれば、ベビーシッターと名乗ることができます。また、イギリスやアメリカでは、ナニーと呼ばれる場合もあります。

ナニー(Nanny)は在宅や訪問でベビーシッターと家庭教師をする職業で、ベビーシッターは家族の留守中に子守をしてくれる人で、主に学生が単発のアルバイトとしてやるイメージが強いそうです。

日本のベビーシッター派遣業務を行っている会社の中にもベビーシッターではなくナニーと呼んでいる所がありますが、まだまだそれぞれの会社が独自の解釈でナニーと名乗っている状況が多く、見極めが必要かもしれません。

ベビーシッターの料金相場

東京都の試算では、1時間2000円という数字が出ていましたが、ベビーシッターの利用料金は実際いくらくらいなのでしょうか。

ベビーシッターの料金は会社により様々で、1時間当たりの相場としては1500円~4000円とかなり幅があるようです。

1歳以上と生後12か月未満では料金を分けていたり、深夜・早朝は割増料金が発生したり、また1時間毎の料金体系ではなくパック料金や月極利用(待機児童の場合は主にこちらになりそうです)を採用している会社もありますので、ライフスタイルに照らし合わせて比較してください。

ちなみに、利用料金にはベビーシッターの交通費が含まれておらず、中には入会金が必要な会社もあるので、予算を考えしっかりと詳細まで確認する必要があるようです。

ベビーシッターって安全なの?

以前、インターネットのベビーシッター紹介サイトを通じて預けられた子どもが亡くなってしまったり、マッチングサイトで手配された男性ベビーシッターが逮捕されたという経緯もありました。

安全にベビーシッターを利用していくためにはどのような点に気を付けてベビーシッターを選んでいけばいいのでしょうか。

保育士資格を持つベビーシッターは少ない

保育士資格を持っている方であればかなり安心して子どもを預けることができるでしょう。

ただ、現時点では、保育士資格を持つベビーシッターは少なく、探すのが大変でしょう。

保育サービス協会への加盟やベビーシッター資格も判断材料に

そこで、まずは公益社団法人保育サービス協会に加盟済みのベビーシッター会社に登録している方を選ぶことで、登録をしていない会社よりも若干安心して預けることができるでしょう。

こちらの協会で認定された、ベビーシッター資格認定試験に合格しているかどうか、ということも1つの指標になります。

また、身分証の提示や自治体への登録が済んでいるかを確認することも大切です。


まとめ

東京都のベビーシッター利用料補助について、今後どのように運用されていくかは注目していく必要があります。

また、制度の概要が固まり、手続き内容等が判明次第、こちらのページは更新して参りますので、随時ご確認ください。


Edited by  |  記事公開日:  |  最終更新日: 2018/12/17

このページの目次