解説記事  |  2019-3-4 更新

戸籍謄本の取り方【簡単で確実】 | 郵送・コンビニでの取得方法や料金比較

戸籍謄本・抄本とは

戸籍謄本(抄本)は、パスポートや結婚の際の婚姻届、相続の手続きで必要になる書類です。戸籍には、全部事項証明や附票や除票などの種類があり、種類によって用途が異なります。パスポートや結婚などの一般的な用途には「戸籍全部事項証明書」を取得します。戸籍は住民票とは違って、日本国籍があることを公的に示すことができる書類です。

戸籍を取りたいと思ったら、まず確認しておきたいこと

戸籍を取りたいと思ったら、まずは自分の本籍地がどこかを確認します。本籍地がわからない場合には戸籍を取ることができません。本籍地とは、自分の戸籍が保管されている場所のことで、現住所とは異なるケースも多いので注意が必要です。

本籍地を忘れてしまった場合は

本籍地を忘れてしまった場合には、親族に確認したり、免許証や住民票に記載されているかどうかを確認します。ただし、免許証の場合には平成22年以降の免許証には本籍地の記載がないため警察署などで確認する必要があります。住民票は本籍地の記載が省略されるのが原則のため、本籍地が記載された住民票を請求して確認する必要があります。

戸籍謄本の取り方

戸籍を発行するには、役所の窓口で取る・郵送・コンビニで取る方法があります。本籍地が遠い場合や忙しくて取りに行けない場合には、郵送やコンビニで取得する方法を活用します。

取得方法(1) 郵送で取り寄せる

本籍地が遠い場合や、平日日中に役所まで行けない場合には、郵送で請求する方法があります。郵送での手続きには、申請書・本人確認書類のコピー・手数料・返信用封筒が必要です。戸籍の郵送には、通常1週間から10日程度の日数がかかるため、余裕を持って申請する必要があります。

戸籍を郵送で取り寄せる

郵送で請求する場合、書類を準備したうえで郵便局まで出向く必要があります。郵便局では、戸籍を取るための手数料の支払いとして、定額小為替を購入します。定額小為替の読み方は「ていがくこがわせ」と言います。

戸籍の郵送取り寄せの定額小為替請求書

郵便局でこのような申請書に記入して定額小為替を購入します。

全ての書類の準備ができたら、本籍地のある自治体の役所に郵送します。郵送時は、普通郵便もしくは速達や書留、レターパックなどの方法で送ります。心配な場合には配達記録などをつけます。参考:港区「証明書の郵送請求」

郵送で戸籍謄本を取り寄せる方法

必要なもの

(1) 各自治体指定の申請書(請求書)

本籍地の自治体の請求書をプリントアウトして記入します。

(2) 本人確認書類のコピー

現住所が確認できる、運転免許証、健康保険証などが必要です。

(3) 手数料

郵便局で定額小為替を購入します。一般的な全部事項証明書は450円です。

(4) 返信用封筒

返送先を書いて切手を貼っておきます。

メリット

本籍地が遠くても取ることができる。

デメリット

郵便局まで行く手間や待ち時間で30分から1時間以上かかり、往復の交通費、人件費をすべて合わせると、実際には1000円から3000円以上の見えないコストがかかる

かかる日数

1週間から10日程度

料金

450円(手数料)+100円(定額小為替購入の手数料)+往復の郵送費

取得方法(2) コンビニで交付する

戸籍を平日の日中に取りに行く時間はないが、マイナンバーカードは持っているという方は、セブン-イレブン・ローソンなどの全国のコンビニで戸籍を交付する方法があります。コンビニのマルチコピー機(キオスク端末)を使うことで操作が行えます。

戸籍謄本のコンビニ交付

このようなマルチコピー機(キオスク端末)で取得できます。

ただし、本籍地と居住地が異なる場合には本籍地で事前に手続きを行う必要があったり、マイナンバーカードの4桁暗証番号が必要だったり、コンビニでの交付時間が午前6時30分~午後11時に限られている点には注意が必要です。コンビニ交付の準備ページで対応自治体や必要事項を確認したうえで利用しましょう。

参考:港区「コンビニエンスストアでの証明書自動交付サービス」

コンビニで戸籍謄本を交付する方法

必要なもの

マイナンバーカード

メリット

役所まで行かなくても済み、即日すぐに取得できる。

デメリット

本籍地と居住地が異なる場合には事前の手続きが必要。交付時間が限られている。自治体によって対応している自治体としていない自治体がある

かかる日数

当日すぐにその場で発行できる。

料金

350円

取得方法(3) 役所の窓口に取りに行く

本籍地が近く、平日の日中に役所まで取りに行けるという方は、役所の窓口に直接取りに行くという方法があります。役所の窓口ではすぐに発行してもらえるので、即日入手することができます。

戸籍を窓口で取得する

役所の窓口で請求する場合には、役所にある戸籍謄本の書き方見本を参考にしながら、請求書に本籍地の住所や使用目的(請求理由)を記入して申請します。

役所の窓口で戸籍を取る方法

必要なもの

本人確認書類、はんこ

メリット

当日すぐに発行してもらえる。

デメリット

役所に行く手間や待ち時間で30分から1時間以上かかり、往復の交通費、人件費をすべて合わせると、実際には1000円から3000円以上の見えないコストがかかる

かかる日数

即日すぐにその場でもらえる

料金

450円

自分に合った方法で戸籍を取ろう

戸籍謄本の取り方には3つの種類がありますが、忙しくてなかなか役所に行けなかったり、本籍地が遠方だったりした場合には郵送での請求が便利です。本籍地の役所が近く、平日の日中も取りに行けるという方は、役所の窓口に行く方法もあります。役所の窓口では即日発行することができます。パスポート、結婚、相続などで必要になった際に、それぞれの方法を比較し、自分に一番合う方法を選択するきっかけにしていただけたらと思います。

Edited by  |  記事公開日:  |  最終更新日: 2020-8-13