GitHubをおしゃれなバーだと思っていた私が「Graffer 結婚契約書」を作った話

2019年4月18日

はじめまして。

Grafferで採用と広報を担当している田村です。



今日は私が「Graffer 結婚契約書」を完成させ、MacBookを手に入れるまでについて語りたいと思います。(これからプログラミングを始めたいと考えているビジネスサイドの方々に参考にしていただけると大変嬉しいです)

Grafferでは非エンジニアが「動くもの」を作れるとMacBookを支給してもらえる制度があります。(トライしなければWindowsのPCを支給)

この制度は私がGrafferへの入社を決めた会食の折に、石井(Graffer社長)の無邪気な思いつきから生まれ、私が記念すべき一人目の挑戦者となりました。



社会人歴6年、役割は多少変わり続けたものの「営業」と呼ばれる部門でキャリアを歩んできた私は、HTMLを辛うじて理解できるくらいの知識しかありませんでした。大学の学部も法学部。在学中には行政書士試験に合格し、アルバイトも行政書士事務所の補助者という筋金入りの文系です。

そんな経歴なので、分からないところが分からないというレベルからのスタートになるものですから、まずは基礎から学習が必要だと考え初心者向けのサイトで動画を見ながら学習しました。

HTML・CSS・JavaScript(結局使わなかった)を履修しながら並行してサービスのコンセプトや画面遷移を整理してまとめつつ、手元にあったWindowsのPCでなんとかLP部分までを完成させました。ここまでで石井との会食から1ヶ月が経過していました。



サービスの骨組みも確定し、どうやらPHPというものを書かねばならぬ、それには環境というものが必要らしいと学び、そうこうしているうちに念願のMacBookを貸与してもらえたので本格的にプログラミングを進めていきました。

半角スペースが全角になっていることに気付かず20時間以上「動かない、動かない」と騒いだり、「 ) 」がなくてどこまでもリンクが適用されたり、重複を回避する知識がなくひたすらコピペし続けたりと色々な壁にぶつかり、色々な人に助けてもらいながら「手元で動く」サービスが完成しました。ここまでで石井との会食から3ヶ月が経過していました。

紆余曲折あり完成した「手元で動く」プロダクトを全体会議で発表すると、メンバーにとても楽しんでもらい、実際にプロダクトとして発表しようというお話をいただきました。その時はただ嬉しいばかりだったのですが、すぐに私は喜んだことを後悔することになりました。

まず、GitHubというソースコード(この場合は石井が用意した環境のコードが置いてある)を管理する場所から、環境を手元に持ってきて自分のパソコンに設定することから始めるのですが、これがもう本当に大変でした。



エラー文面を検索する→検索結果で当たってくるページはほとんど英語→Google翻訳→分からないプログラミング用語だと思われるワードを見つける→検索する→理解する→何をしていたか忘れる→思い出す→Google翻訳まで戻る→また分からない用語を見つける→・・・

と文字通りインターネットの海を放浪し、心がボロボロになりました。1日155件のテレアポよりも辛い。まさに座禅。しかし「あ・・・もう無理かも」と思った時はいつも石井と本庄、畠山が助けてくれてなんとか乗り切ることができました。本庄は私のエラーをちょいといじって「あ、これ時間かかるやつだわ」と言い捨てて解決しないまま「焼肉に行く」と消えたりしましたが、私は愛情深い彼らにとても感謝しており、大好きです。



そんな辛い思いをして環境を乗り切り、いざと思った矢先、Laravel(PHPのフレームワーク)に乗せるには「MVCパターン」というものを学習しなければならぬという壁にぶつかりました。検索してみるものの、何を言っているのかいまいち理解できません。そこからまたたくさんの方に助けていただき持ち直した私は、手元のコードを「くらしのてつづき」の中へ入れて整えました。もちろんそこでも色々なルールに従って書き換える中で表示されなかったり動かなかったりして割と苦しみましたが、環境の設定よりはずっと楽でした。



そんなこんなで最後に石井にコードを整えてもらっている時に「これは夫婦でしか使えませんか?」と聞かれました。確かに「夫」「妻」という表記を使っているので事実婚やLGBTの方々には使いづらいサービスになっています。すぐにアドバイスを反映させようと調査を進めました。(ちなみに高校時代からの友人に聞いてみましたが「タチとネコは?あ、リバが入らない。」と品のない回答しか来なかったので即却下しました)

検索を続けてもなかなか良い表現に出会えず、それらしい呼称を勝手に作ってしまおうかと思った矢先、遂に「ダーリン」と「ハニー」という表現に行き着きました。
日本ではダーリン=男性に対して、ハニー=女性に対してが定置していますが、海外では性別の区別なく使われているそうです。ダーリン・ハニーの表現を用いれば幅広い方に抵抗なく使っていただけるかもしれない。そういった経緯から「Graffer結婚契約書」では「ダーリン」「ハニー」という言葉を選択肢の中で採用することにしました。

そもそも私は別に意識をして「夫」「妻」という言葉を使っていたわけではありませんでした。差別をする気はなくても自然と多様な方々が受け入れにくいプロダクトになってしまっていたことにとても反省しました。

今回の経緯を踏まえて、サービスを作る人や、どんな形であれ発信をする人は、発表前に今一度、多様な価値観を持つ方にとって受け入れやすいものかどうか考える時間を取ってみてほしいと考えています。

それは多様な価値観を持つ方への配慮をしてくれ、ということだけではありません。

少しの配慮で1人でも多くの人にサービスを楽しんでもらえたり、発信に共感してもらえたらとても嬉しいことだと思いませんか? 私はとても嬉しいです。



以上の通り、私は色々なことを学びながらなんとかGraffer Labsでサービスを発表できました。こうして振り返ってみると、費やした時間のほとんどはエラーやバグの対応でした。(石井曰く「座禅」です)改めて、エンジニアってすごい職業だなぁ〜・・・。助けてくださった皆さま、本当にありがとうございます。

今後も少しずつ技術を学び、忍耐力を養いながら改善を繰り返していきたいので、「Graffer 結婚契約書」で遊んでくださった方はフィードバックをいただけると非常に嬉しいです!



そしてこのブログを読んで少しでもGrafferに興味を持ってくださった方は是非ご連絡ください!美味しいランチをご一緒しましょう!


|この記事に関するお問い合わせ先|

mail:pr@graffer.jp


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